私が考える基本の考え方1 続編あります。
トレードには資金管理、マインド(考え方)手法の3大要素がありますが、95%は資金管理とマインドだと思っています。
資金管理は1トレード2%という単純な物ではない。(言ってる自分がスゴイ適当な資金管理でエントリーしてますがw 気が向いたらちゃんとやりますw) 資金管理なくしてお金が増えないと言われてるほど実は深いのではないかと言われているような言われてないような。。。
資金管理は置いておいて今回は自分の考えをまとめるためにもマインドについて書いていきたいと思います。
私が5年もの月日苦しみぬいた一番の課題がマインドだ。
典型的な負け組マインドでした。
それは勝てる手法をしることが勝ち組になれるのだと誰しもが陥る罠でした。
スクールやサロンに入った理由がさっさと勝てる手法、方法を教えてほしいという理由だった。
しかしスクールで教わることは地味でつまらないものばかり、私含めほとんどの生徒が一ヵ月もたたず辞めていく。理由は勝てる手法を教えてくれないからだ。
トレードで負けては勝てる手法を知らないから負けるのであって勝てる方法を学べば勝てると思い、資金を失っては勝てる手法探しの旅に出かけていた。
損切りになったのは全て勝てる手法をしらないからだと確信していた。勝組トレーダーは勝てる手法を知っているんだと。。
テクニカル分析を極めれば、爆益が狙えるところがわかると本気で信じていた。有名ブロガーの後付け解説を見ては今回も狙いとおり取れました!というフレーズに心を躍らせていた時代が懐かしい。
そして真似をして損切りになり、もっとテクニカル分析を極めて値動きを当てられるようにならないといけない。とクソの役にも立たないブロガーを見ていたw
そんな旅を続けるうちにあることに気づく。。
スクールやサロンにくるような人達はみんな、私と同じ考えであるとw
有名トレーダーのセミナーでも、地味な話は誰も聞いてない。しかしテクニカル分析の話になると夢中になって聞く。。しかし毎度同じテクニカルの話ばかり。。
なんだ。。また勝てる方法を教えてくれなかった。。と嘆く負け組の中心に私がいました。
そんなこんなで勝てる手法探しをして4年が経ったころ、手法旅人友達がとある道場の門下生になったと連絡が入った。。そこで今度手法を教えてくれと頼んだところ、そんなものはないと返答がきた。
その時、私は満面の笑みで、ついにお前も手法を教えないレベルになったかと言った。
しかし彼は冷静にそんなものはないと返答した。完全に洗脳されきっている私にはどうせ、教えたくないのだろうと、受け流し、当時ハマっていたファンダメンタル分析とテクニカル分析を駆使して、今後ドル円は絶対に上昇すると力説していた。
彼は電話を切るときに私に、もうお前は危険な状態にあると一言添えていった。
私からすると勝てる手法などないと悟った男が一番危険だと思っていた。
その後も私は絶対に勝つ手法を見つけるため、なぜかwindows98でしか動かない、30万で買わされた過去検証ソフトで練習していた。ブレイクアウト手法で連戦連勝。勝てる気しかしなかった。でも実戦では全く勝てない。。それもそのはずだ。古すぎるソフトなため日足しかなく、データは全て株式で、バブルの時代の物。 ブレイクアウトしたら大体伸びていく相場だったのだ。当時の私は全く気が付かず、恐らく時間足が悪いのだと思っていた。もはや重症レベルは100に近づいていた。
そんなこんなである日、道場を卒業し勝てるようになった友人と食事に行くことになった。
私は完全に浮かれていた。自分の人脈のおかげでついに勝てる手法を教えてもらえると。。。
席につくなり、私はさっそく、手法を教えてくれと言った。 彼は私を落ち着かせ、そんなものはない。相場の未来は誰にもわからないと言った。
完全に洗脳されきっている私には彼は頭がおかしくなったのだと思った。相場の未来を当てないでどうやって勝つんだと。。そんなバカげたことがあるわけないと確信していた私には全く耳に入ってこなかった。
トレンドの継続に賭ける
トレンドが継続するか、はたまた凄く伸びるか、ちょっとしか伸びないか、それともトレンドが終了して損切りになるか、どの目が出るかは完全にランダムだ。
でもトレンドの継続に賭けつづける。その手助けがテクニカル分析であり、テクニカル分析をするから伸びるわけではないと。
トレンドの継続に賭けるかレンジの継続にかける、そのどちらかしかないと。賭けた結果どうなるかは全くもってわからないと。
私はその夜、無駄な話を聞いたと思い、バブル時代の過去検証ソフトで相場を当てる練習をしていた。。。私の洗脳は続く、そしてマインドについての話も続く、、